平素より、組合員の皆様には当土地改良区の運営および事業推進につきまして、格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年は4年に一度の役員改選の年にあたり、不肖ながら私が理事長の重責を仰せつかることとなりました。微力ではございますが、全身全霊をもって土地改良区の運営に尽力してまいる所存です。今後とも、皆様のご指導ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、今年度は6月頃まで前年度と同様の気候が続き、水稲の生育も順調でした。しかし、7月に入り連日の晴天による雨不足により、地域によっては田面が乾燥し、ひび割れが生じるなど深刻な状況となりました。7月下旬には出穂期と重なり、渇水対策に追われる日々が続きました。
組合員の皆様には多大なご心配をおかけしましたが、番水制の実施や補助ポンプの設置など、可能な限りの対策を講じた結果、なんとか実りの季節を迎えることができました。
この渇水に伴い、国や県からの助成も予定されておりますが、来年以降も同様の状況が続く可能性は否定できません。今回の経験を踏まえ、限りある農業用水の効果的な供給に向けて、全力で取り組んでまいります。
国営かんがい排水事業「中田二期地区」につきましては、現在、国において地域整備方向検討調査が進められており、整備構想案の作成が行われております。大泉・水越両機場をはじめとする国営造成施設は老朽化が著しく、大規模な改修工事が必要です。地元の要望を的確に伝え、少しでも早い工事着工を目指して、国・県への要請活動を進めてまいります。
また、昨年度の収穫期以降、米価の上昇が続いており、今年度に入ってからは米不足の影響も加わり、さらに高騰しております。宮城米につきましては、概算金として30,000円程度が決定されました。今後の米価動向は不透明であり、2年後、3年後、さらには10年後の価格推移が懸念されるところです。
土地改良区といたしましても、足腰の強い農業の実現に向けて、水利施設の保全管理に役職員一丸となって取り組んでまいります。
今後とも、組合員の皆様のご指導とご協力をお願い申し上げ、就任のご挨拶とさせていただきます。